貧乏人が孤独死する訳ではない。

子育ても仕事も介護も遊びも適当で大丈夫

【元】特殊清掃員が語る 孤独死現場のTOP5を勝手に語ります

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基本的にお化けとか心霊とか信じませんし、全否定する人間ですので怖い話などはありませんので。ただ感受性豊かで感情移入しやすいタイプですので、ご依頼者と一緒に涙ぐんだり、一人で現場で作業中に、あまりに悲しくて泣いたりしましたが・・・。

 

本当に色々な現場に入った、病死・ショック死・自殺・餓死・殺人現場など。

 

その上で、何度か思い出して夜中に飛び起きた事がある現場を5か所ほどあげるなら・・・

 

 

目次

壁や天井一面のゴキブリが這う現場

大体の現場は害虫が付き物で、居ない事の方が珍しいが、此処の現場は想像を絶した。

因みに、良く誤解されるがゴキブリは大っ嫌いです。自宅でゴキブリが出現した時は必ず奥さんか息子を呼び、退治してもらうまで車に避難するぐらいに!

 

現場によるんだが、たまに害虫駆除の薬剤を散布するなと言う管理会社がいる。

まぁ、理由は簡単で上下左右の部屋に逃げてクレームが来るから。

 

そう言う場合は、始めに業務用の掃除機で見える奴はドンドン吸っていきながら作業をするが、此処の現場が兎に角、数が違う。間取りは1Kなので狭いが玄関を開けて、部屋に入ると数が多すぎて壁と壁のコーナーや天井と壁のコーナー黒く隙間なく並んでう

 

ごめいたり、部屋に溢れているゴミ袋の中にも外にも、カサカサガサガサと部屋自体が

振動しているぐらいに音がするんだから。 普通の現場がゴキブリが100匹なら間違いなく1000匹ぐらいの感じだから。

 

確かに防護服を着て、ゴーグルつけて防毒マスクと厚手のゴム手を付けてはいるが、掃除機で吸う時に、天井から落ちてきたり飛んできたりするから。

あんまり気持ち悪いからゴキブリの事は、言いたくないんだけど、黒く大きい奴はあまり飛ばない、茶色くて多くて頭に「U」模様があるワモンゴキブリは、マジで人めがけて飛んでくるから!!!。

 

良く家族から、「そんな仕事できる」と言われるが、多分みんな特殊清掃員は同じなんだろうけど、現場に入る回数が多ければ多いほど遺品から亡くなった人の苦しみや人柄を感じる取るんだろうね。 もちろん清掃する時には部屋に、ご遺体がある訳では無いし生きている時に、その人の人生に交差したこと無いけど、やっぱり残された家財道具から分かるんだよね・・・。

 

マジで、仕事が終わってから何日かは、夢で体をゴキブリが這って慌てて飛び起きたから。

猫屋敷の孤独死 無数の猫の白骨死体

故人様が自宅で猫を多頭飼いしてたために、猫同士が共食いしたり餓死したりで部屋に骨が散乱してたり、押し入れから綺麗な白骨化で見つかったりとしたので、故人様が生前から猫の管理が出来てなかったんだろうと思う。

 

もちろん警察は猫の遺体は持って帰らないので、こちらで処分するが、猫が好きすぎて飼うことが出来ない私には、涙でゴーグルが曇って作業が捗らなかったし、当分夢で猫の夢と鳴き声を聞いたからね。

資産家の孤独死 親族の争い

ブログのタイトル「貧乏人が孤独死する訳ではない」でもあるが、資産家の人で家族とも親族とも疎遠になってた方。 最後は認知症になってヒートショックで亡くなったのだろうと思う。同じ食材や日用品が大量にあったので。

 

現場に付いた時には、ご家族と親族と多数おられて、直ぐに作業してほしいとの事で、色々な場所に貴重品やお金があると思うので、目の前で探して欲しいとの事で、家族や親族が互いを見張る状況で、人間の一番醜い部分を見た気がした。

 

確かに、至る所から現金の束が出てきたり、貴金属が出てきたり、骨とう品が出て来るたびに私の後ろで、皆さんが取り合いしてたから。

 

大体こういう現場で作業すると、何かね・・・気持ちがドッと疲れて真っすぐに家に帰れなくなる。アルコールと飲まないので、缶コーヒー片手に近所の高台に車を止めて1時間ぐらいボーっとして帰ります。

 

自殺現場 首吊り自殺

はじめに言うと、風呂場で亡くなって湯船がドロドロでも、布団で亡くなって体液が

飛散しても、人であった事には変わりなく、現場を経験するほど一つ一つの作業に気持ちが込める事ができる。 だけど病死と違って自殺現場はやっぱり、部屋の雰囲気が違う。

 

別に死んだ人が地縛霊になってとかでは無く、部屋にある家財道具がきちんと整理されていたりと、兎に角、死ぬ準備をした人の部屋は雰囲気がちがう。

 

もちろん清掃会社はね、体液除去や死臭の除去もするが家財道具も処分したりするのだけれど、家族な方がおられた場合は、できるだけ家族の人に思いが伝わる物を探してわたしたり、契約書や通帳等も細かく探すのだけれど、その時に生前の辛さが分かるんだよね。

 

再就職しよと頑張ったけど帰ってきた履歴書や、離婚して離れ離れになった家族を思う写真とか、もちろん遺書とか。

 

だから自殺現場は、できれば作業したくなかった。

 

やっぱり一番は、知り合いの現場

依頼があって行ってみたら、知り合いが一人で住んでる分譲マンション。

あ~ここに知り合いが住んでるな~ぐらいで見積もりに行ったら、その部屋だったって話。何十年前に離婚して独り身を楽しんでる人だったので、まさかとは思ったが、そのまさかだった。

 

離婚しても元奥さんに連絡が言ったらしく、「今更、こんな迷惑なこと・・・」怒ってたのが印象だった。まぁ、確かにいい人だったけど遊び人で奥さんには、苦労掛けたって生きている時に本人が言ってたから。

 

ただどんな壮絶な現場より、辛かった。思わず、見積もりで部屋に入った瞬間に涙がこぼれてしまい、目の前にいる元奥さんもびっくりしてたから。

 

作業中も、涙、涙で困った。ご飯を食べに行ったりした事が蘇って、知り合いの現場は

絶対にしないと心に決めたぐらいだから。

 

 個人的な思い

TVやネットで孤独死の現場の事が話題になると、決まって求人の問い合わせの電話やメールが来たけど、大体そう言う人は辞めていく。それこそ、霊が視えるんですとか言う人、沢山いたけど。 TVで見せる部分なんて一部分だから、本当に入りたいなら覚悟する事だよ。

 

人は必ず死ぬし、その最後を誰かに看取って貰える人もいれば、そうでは無い人も多くいるから、だからって部屋で孤独に亡くなったからって大騒ぎするなと言いたい。

 

 

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