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貧乏人が孤独死する訳ではない。

子育ても仕事も介護も遊びも適当で大丈夫

孤独死の現場ってどんなの?

孤独死
Hatena Feedly

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約4年間 特殊清掃で感じたこと、思ったことを書いています

 

 孤独死の現場

孤独死が発見されるまで

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始めて入った現場は冬の寒い日で 生活保護を受けている方で、亡くなってから数か月たった状態でした。経験すれば分るのですが、冬場は気温の関係で遺体の腐敗が遅く死臭がするまで時間がかかります。また窓を閉め切っている場合が多い為に、外に匂いが

 

漏れるのも遅くなり、人間関係が閉ざされた方は、その為に死後数か月での発見となる場合が多い様に思います。もちろん、それまでに周りでおかしいと思っておられる方は多数おり、孤独死の現場で作業していると隣の方や、近隣の方はやっぱりと言われる方を多数見かけました。

 

しかし実際に家を訪ねたり、警察や不動産管理会社に連絡する方は、ほとんどおられず

最終的には冬場なら家賃の滞納や数か月たってからの腐敗臭で管理会社が気づく場合が多くありました。

孤独死発見からの清掃まで

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大体は管理会社から連絡があるか、もしくはご遺族からが多いですが、もちろんその他の場合もあります。

ご遺族からの場合でも、何十年もあってないご子息様など、長年疎遠になっている方が多く、警察からの連絡で初めて居場所をしり駆け付けた方もおられれば、電話だけで依頼される方もいました。

 

管理会社からの場合は、まず間違いなく身寄りが無く、天涯孤独の方でした。

これだけ発展した世の中で、孤独な人が多く存在する事に驚きました。

 

まず現場に付くと、害虫駆除の為に薬剤を撒き、数時間開けてから死臭が外部に漏れないように薬剤を散布し、細菌・ばい菌等、駆除するために再度数時間開けてから、薬剤を散布してから、体液等が付着した布団や畳を搬出・撤去してから家財道具を搬出し、再度、薬剤除去・オゾン脱臭の流れになります。

 

孤独死だから孤独な人なの?

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多くの孤独死の現場を経験し、疑問も考え方も大きく変わりました。

お金が無く貧しい人や、生活保護を受けている方が孤独死する訳ではなく

立派なご自宅で、お金も沢山あるのに孤独死するかたもいます。

 

また、多くの方が誤解していますが、「孤独死」だから「孤独」な人生だったと言う訳では無く、一人でゆっくりと人生を楽しんだ方もおられます。

それらは現場に入ると、良く分かります。綺麗に並べられた趣味の道具だったりと故人様がどんな人生を送ったかを、教えてもくれました。

 

「たまたま、亡くなった時に誰かに看取られずに静かに亡くなっただけで、誰かに迷惑を掛けて生きていた訳では無いと、それこそ自分の人生を楽しんでたと、だから結果的に孤独死になったが人生までは孤独では無かった」と言われた、亡くなった故人様の

ご兄弟がおられました。

 

孤独死」だから「孤独」な人でも、人生でもない

孤独死が悪い訳では無いからこそ

孤独死が悪い訳では無いが、確かに多くの人に迷惑が掛かるのも事実で、実際に発見が遅れれば、体液や匂いの除去や害虫駆除、それにリフォーム費用がかさむ。大家さんから見れば、風評被害での家賃収入も減るし、もちろんご遺族様の負担も大きくなる。

 

何度か現場で布団の下にブルーシートを引いてある現場を見たが、これらは2チャンネルとかで孤独死対策みたいなレスで書き込みがあるのを見かけた。 まあ部屋一面にひくなら体液が床下に行くのを防げるが、実際はあまり効果がない。何故なら、孤独死の部屋のリフォームで一番問題なのが、木材部分に染みこんだ死臭の除去が大部分を占める。

 

体液が付着したと事は布団や畳なら撤去すれば良いし、床下ならその部分を切り取り

補修すればいい。それよりも壁紙を取り除いても弱まる事のない匂いが問題なのだ。

 

私自身は死んだあとは、気にするなと言いたいが、残されたご遺族様や孤独死の現場になった大家様の事を考えると、そういう訳に行かないだろう。

 

孤独死を防止する方法は、難しいが発見を早くする方法なら沢山ある。

発見が早ければ腐敗もなく、腐敗が無ければ死臭もないので、普通の家財の除去作業ですみ、一般的な入居者退去後のリフォーム作業で済むので問題ない。

 

簡単には

  1. 高齢者ならデイサービスを受ける
  2. 家族と連絡が取れるなら一週間に一回ぐらい連絡を入れる
  3. マンションに管理人がいるなら何かあればと声をかける
  4. 何かの習い事や趣味で定期的に人あう。
  5. 近所に馴染みの店を作る

実際にこれらをされていた方は、発見が翌日だったり遅くとも一週間で発見されて、普通の部屋のリフォームですんでいます。

 

月曜日のデイサービスに来ないので、スタッフが管理会社に連絡して死後二日の方だったり、毎朝、ゴミ出しの時に管理人さんに声かけておられた方が、管理人が朝見てない事を気にして保証人に連絡して了承の上でカギを開けて、死後数時間だったりと腐敗する前に発見されています。

 

孤独死に関するお勧め本

 

 

 

 

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